波佐見町連携事業「子育て・親育ち講座」第2回目が開催されました

日  時:10月31日(土)10:00~

場  所:波佐見町勤労福祉会館

講座内容:「~子どもの食も“おとうさんといっしょ”に!~」 講師:西田・馬場・外尾・本学学生2名
 

前半は、保護者を対象に座学で栄養素や離乳食についての講義を行いました。

 

まずは、人間の体に必要な「五大栄養素」について、クイズを取り入れながら、一つ一つの栄養素の役割や、なぜ体に必要なのか、

どのようにして摂取するのか等の説明がありました。炭水化物と糖質が同じように捉えられているが実は違っている事や、

五大栄養素の取りすぎは良くないが、取らないのも子どもの成長の妨げになるという内容に、参加者は聞き入っていました。

 

「ビタミンを多く摂取する事の出来る食べ物は?」との質問に、「野菜や果物」という答えが多かったが、

「実は、肉類やレバーでも摂取でき、うなぎがビタミンの宝庫である」と述べられると、会場から驚きの声が上がっていました。
 

また、栄養素を効率良く摂取するための食材選びの手助けとして、「三色食品群表」の紹介がありました。「五大栄養素」を

赤(体をつくるもとになる)・黄(エネルギーのもとになる)・緑(体の調子を整える)の三色に色分けし、食べ物を割り当てた表です。

その表を使って、1日で全部の色を食べるよう呼びかけがあり、食品の色当てクイズを行い、より理解を深めました。
 

次に、離乳食の必要性と段階ごとの量や硬さなどの説明がありました。「野菜の煮つぶしを作る際に、昆布だしを使うのは、

母乳の成分に近いので慣れている味だから」、「食物アレルギーについては、危険性も踏まえ、初めて与えるものは、

まずは「1さじ=ワンスプーン」からが鉄則」、「離乳食を午前中又はお昼の早い時間に開始するのが良いのは、何かあった時に、

すぐに受診できる体制を取っておく必要性があるから」等の話に、参加者の感心が寄せられていました。

 

 

さらに、「白米は食べるが、肉類を食べようとしない。どうしたら良いか?」との質問に、「固さが嫌である場合は、

圧力鍋などでとにかく柔らかくしたり、繊維質が嫌な場合は、とろみをつけると食べやすくなるので、

細かいミンチを使うなどして様子をみて進めてください」と説明がされると、納得されておられました。

 

後半は、支援センターへ移動し、お子さんも一緒に、本学の学生が制作した食に関する紙芝居を楽しみ、

2回目の講座も無事に終了しました。

 

次回は、11月7日(土)です。今年度最後の講座となりますので、ぜひご参加ください。

 


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