地域共生学科 食物栄養コース Department of Regional Collaboration Nutrition and Food Science Course

知識、技術、マネジメント、コミュニケーション能力の多彩なスキルを有した即戦力となる栄養士を育成。
食と栄養の専門家である「栄養士」をめざし、「食」や「健康」に関する専門知識への理解を深めると共に、現場に適応する高い技術を習得します。学内の実習に加え、学外実習において実際に給食管理業務を経験し、現場で必要とされる実践力を養います。
こんな人にオススメ
● 料理や健康に関心が強い
● 適切な指導ができる「食と健康」のスペシャリストをめざしたい
● 食育に関心が高い
● 栄養士の資格を活かして社会で活躍したい
取得できる資格
● 栄養士
● 食品衛生責任者
● サービス接遇検定
● 茶道初歩伝(鎮信流)
将来活躍できるステージ
● 病院
● 保育所・幼稚園
● 福祉施設(高齢者、障がい者施設など)
● 給食受託会社
● 事業所給食施設
● 食品関連企業(商品開発など)
● フィットネスクラブ、スポーツクラブ
● 公務員
● 長崎国際大学ほか、管理栄養士養成校への編入 など
学びのポイント
POINT
調理と献立作成に自信のある栄養士を育成!
栄養士の主な業務は、給食施設で献立を作ることです。幅広い献立を作るためには、その基礎となる「確かな調理技術」が必要です。食物栄養コースでは他の栄養士養成校の約2倍の調理実習を実施しており、2年間で調理の基礎から応用までを身につけます。さらに、2年次の「給食経営管理実習」では、自ら考えた100人分の献立を実際に調理、提供することで献立作成能力を磨きます。
スポーツ栄養に関する知識と実践力が身につく!
近年、スポーツの世界でも栄養士の重要性が注目されています。アスリートがパフォーマンスを十分に発揮するために、「食」は重要な役割を担っています。食物栄養コースではスポーツの分野で活躍できる栄養士を養成するため、「スポーツ栄養学」を開講しています。
教員全員が栄養士・管理栄養士の有資格者!
食物栄養コースの教員は全員が栄養士・管理栄養士の免許を取得しています。そして、ただ栄養士を養成するのではなく、後輩を育てるという視点から学生支援を行っているため、教員は自らの経験に基づき、効率的な学習指導を展開することができます。また、栄養士間の多彩なネットワークを活用することで、充実した進路支援を行っています。例えば、学外実習先を希望の進路にマッチングするよう努め、就職決定につなげています。さらに、管理栄養士をめざす卒業生には、国家試験や大学編入に向けて対策講座を行っており、卒業後のサポートにも力を入れて取組んでいます。
ピックアップカリキュラム
CURRICULUM
解剖生理学実習
栄養士にとって、栄養素が作用する身体の構造と働きを理解することは重要です。解剖生理学の講義で学んだ器官の正常な構造や機能について理解を深めるために、標本および生体試料を用いた実習を行います。
栄養指導論実習
栄養士は人々の健康の維持・増進、疾病を予防する栄養教育の担い手であることを理解し、栄養指導を行う上で必要な基礎知識や栄養指導のための理論と技術・手法を習得していきます。