3つのポリシー/アセスメントポリシー

長崎短期大学の全学3ポリシー

「卒業認定・学位授与の方針」「教育課程編成・実施の方針」「入学者受入れの方針」

1. 卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

1.【 心豊かな人間力 】
 人間性と品格を備えた社会人として行動できる。
2.【 確かな専門的知識や技能 】
 専攻分野の専門的知識や技能を確実に修得し、体系的な理解ができる。
3.【 コミュニケーション能力 】
 多様な人々と協働して学ぼうとする意識を持ち、人々との交流の中で自らの役割を積極的に果たすことができる。
4.【 課題解決能力 】
 修得した知識や技能をもとに、思考や判断を行い現実の課題を解決することができる。
5.【 主体的に学ぶ力 】
 学修経験をまとめ、主体的に学び続ける意欲を持って、自らのキャリアを創造することができる。

2. 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

1. 教育内容
 全学共通の教養科目や各学科の専門科目を体系的に配列した教育課程の中で、必修科目や選択科目の内容に沿った教育を実施します。
2. 教育方法・学修方法
 学期(セメスター・クォーター)毎に、講義、演習、実習、実験、実技を適切に配置し、全授業形態を通してアクティブラーニング型授業の展開に努めます。
 学生の学び(学修成果)の確認と定着を促すために、各種の試験・課題・レポート等による多元的な評価を行い、結果を迅速に学生にフィードバックするよう努めます。
3. 評価(アセスメント)
 長崎短期大学の卒業認定・学位授与の方針に定める学修成果の修得状況について、学生個人、学科、全学、この3つのレベルでの把握のために、多面的で総合的な評価を行います。
 評価が、授業や学生の学修支援の改善に繋がり、教学全体のPDCAサイクルの構築と促進によって、本学の教育の質を担保します。
 学修成果に関する説明責任を果たすために可視化に努めます。

3. 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

1. 高等学校の教育課程を幅広く修得している人
 学科によっては、より深い修得を求める場合もあります
2. 学びたい学科・専攻があり、そこで学修した知識・技能や態度を、地域社会で活かそうと考えている人
3. 大学教育に対する関心と意欲を持ち、大学で学ぶために、知識や技能、思考力、判断力、表現力の伸長に努めている人
4. 大学の学びを円滑に進めるため、自己の能力の向上に入学前から取組むことのできる人
5. 高等学校までに、部活動、ボランティア活動、資格・検定の取得等に、積極的に取組んだ経験のある人

長崎短期大学の学修成果の評価に関する方針(アセスメントポリシー)

 卒業認定・学位授与の方針(DP)に掲げる能力・資質及びこれらの総合的な活用力の修得状況の評価は、教育課程編成の方針(CP)に掲げる評価の方法により行います。具体的な評価方法は、以下の通りです。

1. DPルーブリック

 卒業認定・学位授与の方針(DP)に掲げる能力・資質、(1)豊かな人間力、(2)確かな専門的知識や技能、(3)コミュニケーション能力、(4)課題解決能力、(5)主体的に学ぶ力、を評価するためにDPルーブリックを使用します。教育課程ごとに、学生はどの能力項目がどのレベルにあるのかセメスターごとに自己評価を行います。また、学生を担当するクラスアドバイザーが学生の自己評価結果の確認を行います。
 ①機関レベルの評価は、学生チェックデータの集計により行います。
 ②教育課程レベルの評価は、教育課程別の達成度合の集計により行います。
 ③学生個人レベルの評価は、学生自身の自己評価と、クラスアドバイザーの確認より行います。
 なお、専攻科においては、別に定めた修了認定・学位授与の方針(DP)に掲げる能力・資質、(1)知識・専門技術・理解、(2)汎用的技能、(3)態度・志向性、(4)総合的な学習経験と創造的思考力、に対応するDPルーブリックによって、同じく学修成果の評価を行います。

2. 学修総まとめ科目(キャップストーン科目)の成果

 すべての教育課程の最終学期に開設されている学修総まとめ科目(キャップストーン科目)には、各教育課程の人材養成の方針・目標に対応するルーブリックを設定しています。これによって各教育課程が養成する人材の具体的かつ総合的な学修の成果を評価します。
 ①教育課程レベルの評価は、教育課程別の学修総まとめ科目(キャップストーン科目)の評価結果の集計により行います。
 ②学生個人レベルの評価は、学修総まとめ科目(キャップストーン科目)のルーブリック評価等により確認します。
 なお、各教育課程の学修総まとめ科目(キャップストーン科目)は以下のとおりです。
 地域共生学科食物栄養コース;「総合演習B」
 地域共生学科製菓コース;「総合演習Ⅱ」
 地域共生学科介護福祉コース;「介護総合演習Ⅱ」
 地域共生学科国際コミュニケーションコース;「卒業研究」
  保育学科;「保育実践演習(教職実践演習)(幼稚園)」
 専攻科保育専攻;「修了研究Ⅳ」

3. 定期試験及びレポートなどによる各科目の成績評価

 各科目では、シラバスに記載しているルーブリックに基づいて成績評価を行います。評価は、試験によるもののほか、レポート、プレゼンテーション、制作物の評価などにより、科目の内容や方法に合わせて多元的に行います。
 上記以外の評価方法として、本学が取り組む各教育関連事業に対する外部評価機関などによる評価、また就職率と進学率、卒業後調査、就職先調査、各教育課程が教育課程編成の方針(CP)に掲げる評価の方法などにより、本学の機関レベル・教育課程レベルの教育力と学生個人レベル・授業科目レベルの学修到達度を評価します。

地域共生学科 ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

1.【 心豊かな人間力 】
 人間性と品格を備えた社会人として行動できる。
2.【 確かな専門的知識や技能 】
 食物栄養、製菓、介護福祉、国際コミュニケーションの専門的知識や技能を確実に修得し、体系的な理解ができる。
3.【 コミュニケーション能力 】
  多様な人々と協働して学ぼうとする意識を持ち、人々との交流の中で自らの役割を積極的に果たすことができる。
4.【 課題解決能力 】
 修得した知識や技能をもとに思考や判断を行い、現実の課題を解決することができる。
5.【 主体的に学ぶ力 】
  学修経験をまとめ、主体的に学び続ける意欲をもって、自らのキャリアを創造することができる。

地域共生学科(食物栄養コース)

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

1.【 心豊かな人間力 】
 人間性と品格を備えた社会人として行動できる。
2.【 確かな専門的知識や技能 】
 栄養士に必要な基礎的・専門的な知識や技能を身につけている。
3.【 コミュニケーション能力 】
 栄養士の業務に必要なコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を身につけている。
4.【 課題解決能力 】
 現代の食に関わる様々な課題を発見・理解・分析し、解決に取り組むことができる。
5.【 主体的に学ぶ力 】
 学修経験をもとに、目標とする栄養士像に近づくために自身を向上させることができる。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

1. 社会人としての教養(基礎知識)を高めるために、全学必修の「茶道文化」「データサイエンス基礎」を配置する。他者を理解し、尊重することができる社会性を養うために学科の専門科目内でのグループワーク型授業を配置する。 
2. 栄養士に必要な専門知識を習得するために栄養士養成規定科目を配置する。 
3. 栄養士の業務に必要なコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を高めるために、「給食の運営」、「栄養の指導」に関する科目を配置する。 
4. 食と健康、食とスポーツ、食とライフステージに関する課題解決能力を高めるために「栄養の指導」、「スポーツ栄養」、「栄養と健康」に関する科目を配置する。 
5. 学修体験を統合するために、「総合演習」を配置する。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

1. 心豊かな人間をめざし、主体的に学ぶ意欲のある人。
2. 食と栄養に関心がある人。
3. 地域の課題に興味を持ち、その発展に貢献したい人。
4. 多様な人と協働して学ぶ意欲がある人。
5. 栄養士として活躍したい人。

地域共生学科(製菓コース)

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

1. 【 心豊かな人間力 】
 人間性と品格を備えた社会人として行動できる。
2. 【 確かな専門的知識や技能 】
 製菓の専門的知識や技能を確実に修得し、体系的な理解ができる。
3. 【 コミュニケーション能力 】
 多様な人々と協働して学ぼうとする意識を持ち、人々との交流の中で自らの役割を積極的に果たすことができる。
4. 【 課題解決能力 】
 修得した知識や技能をもとに思考や判断を行い、現実の課題を解決することができる。
5. 【 主体的に学ぶ力 】
 学修体験をもとに、自己のキャリアを主体的にデザインすることができる。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

1. 基礎的な学力を身につけ、社会の出来事に興味を持ち積極的に学び続けるために、「茶道文化」、「データサイエンス基礎」、「地域と人々」などを配置する。
2. 製菓製造に関わる専門的知識を身につけるために、「食品衛生学」、「製菓理論」をはじめとする製菓衛生師専門科目を配置する。
3. 製菓製造の場面での自分の役割を理解し、協働作業を行う力を獲得するために、「製菓実習」、「調理実習」などを配置する。
4. 専門的知識・技能を応用し、課題解決のためのアイデアを構想し、そのアイデアを実行するために「製菓店経営概論」、「総合演習」などを配置する。
5. 学修体験をもとに、自己のキャリアを主体的にデザインすることができるように「カフェ学」、「総合演習」、「ビジネスマナー」などを配置する。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

1. 食を通して、地域社会に貢献したいという意欲のある人。
2. 製菓に興味を持ち、主体的に知識や技能を学ぼうとする意欲のある人。
3. 心身ともに健康で、身の回りの衛生管理ができる人。
4. 周囲に配慮し、協調できる人。
5. 高等学校までに部活動、ボランティア活動、資格・検定の取得等に、積極的に取組んだ経験のある人。

地域共生学科(介護福祉コース)

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

1.【 心豊かな人間力 】
 人間性と品格を備えた社会人として行動できる。
2.【 確かな専門的知識や技能 】
 介護福祉の専門的な知識と技能を修得し、体系的な理解ができる。
3.【 コミュニケーション能力 】
 介護が必要な人や家族、職場の同僚や上司、他の専門職および地域の人とコミュニケートすることができる。
4.【 課題解決能力(実践力)】
 専門的な知識や技能を用いて課題を解決し、自立を支える介護を実践できる。
5.【 主体的に学ぶ力 】
 介護福祉士としての使命感を持って、介護を実践し学び続ける態度を身につけている。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

1. 人間力を養うため、「茶道文化」「データサイエンス基礎」をはじめとした基礎科目、「人間の尊厳と自立」「人間関係とコミュニケーション」「介護の基本」などの専門科目を配置する。
2. 専門的知識と技能を養うため、介護の領域として「介護の基本」「生活支援技術」など、こころとからだのしくみの領域として「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」など、人間と社会の領域として「社会の理解」など、順次性と系統性を考慮しながら配置する。
3. コミュニケーション能力を養うため、基礎的な知識の修得を目指して「コミュニケーション技術」を配置する。また、コミュニケーション能力を発揮する機会として「介護実習」を配置する。
4. 課題解決能力を養うため、「介護過程」を配置し、「介護の基本」「生活支援技術」「こころとからだのしくみ」といった知識と技能の修得に関する科目と「介護実習」をつなぐ。
5. 主体的に学ぶ力を養うため、実習前後の準備と事例研究の作成を行う「介護総合演習」と59 日間の「介護実習」を配置する。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

1. 高等学校の教育課程を幅広く修得し、人に対する思いやりや関心が高い人。
2. 介護福祉に関する知識や技能を学びたいという積極的な意欲をもっている人。
3. これまで部活動やボランティア活動などに積極的に取り組んだ経験がある人。
4. 自己の能力の向上に入学前から取り組む意欲がある人。
5. 介護福祉士として地域・社会に貢献したいと考えている人。

地域共生学科(国際コミュニケーションコース)

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

1.【 心豊かな人間力 】
 人間性と品格を備えた社会人として行動できる。
2.【 専門的知識や技能 】
 確かな語学力をもち、情報機器の操作のスキルと合わせてプレゼンテーション等情報の発信が行える。
3.【 異文化知識・対応能力 】
 コミュニケーション力とグローカルな視点によって多様な人々と積極的に交流することができる。
4.【 課題解決能力 】
 専門的知識や技能を適切に用いて実践的な課題の解決に取組むことができる。
5.【 キャリアデザイン力 】
  (2年間の)学修成果を活用したキャリアデザインに取組むことができる。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

1. 豊かな人間力を養うために、全学必修の「茶道文化」「データサイエンス基礎」をはじめとする基礎科目、学科の専門科目内でのグループワーク型授業、地域をフィールドに展開する「Awesome Sasebo! Project」関連科目を配置する。
2. 専門的知識や技能を育むため、語学系の講義科目・演習科目や、比較文化学系の講義科目・演習科目を、順次性と系統性に配慮しながら配置する。講義科目においても可能な限り、アクティブラーニング型の授業を展開する。 
3. コミュニケーション能力を育むため、「Awesome Sasebo! Project」活動、インターンシップ、留学体験等、多様な学外体験学習の場で出会う多様な人々(学修に関するステークホルダー)との交流を促進する機会を設ける。
4. 課題解決能力を育むため、(実践的な課題を発見し解決する力を高めるために、)「Awesome Sasebo! Project」活動、インターンシップ、留学体験等、多様な学外体験学習の場を本コースの教育課程の中核に位置づける。
5. キャリアデザイン力を育むため、「キャリアガイダンス」、「キャリアプランニング」、「ビジネスマナー」等のキャリア関連の専門科目を適切に配置し、「卒業研究」を総まとめ科目とする。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

1. 高等学校の教育課程を幅広く修得している人。
2. これまで、外国語の修得(検定・資格)に積極的に取り組んだ人。
3. 英語やアジアの言語に興味関心があり、言語コミュニケーション力を高める意欲のある人。
4. これまでに、地域活動に積極的に取り組んだ経験があり、また学修した知識や技能を地域社会で活かすことに意欲のある人。
5. 自立するための職業的知識や専門的スキルを身につけることに意欲のある人。

保育学科

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

1.【 心豊かな人間力 】
 人間性と品格を備えた社会人として行動できる。
2.【 確かな専門的知識や技能 】
 保育に関する専門的知識・技能を修得し、体系的な理解ができる。
3.【 コミュニケーション能力 】
  保育の対象を理解し、保育にかかわる様々な人々と協働する力を身につけている。
4.【 課題解決能力 】
 保育に関する専門的知識・技能を応用し、様々な課題を解決する保育実践力を身につけている。
5.【 主体的に学ぶ力 】
  自己課題を探求し、地域の保育の発展と向上のために学び続ける力を身につけている。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

1. 大学教育の学びの基礎を養うために、基礎教育科目を配置する。
2. 保育・教育の本質と目的に関する科目を配置する。
3. 保育の対象の理解に関する科目を配置する。
4. 保育の内容・方法に関する科目を配置する。
5. 保育実践に関する科目を配置する。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

1. 子どもが好きで、愛情をもって接することができる人。
2. 子どもの養護と教育に関心を持ち、思考力、判断力、表現力の伸長に努力できる人。
3. 豊かな感性と人間力の伸長に努め、他者と協力して学ぶことができる人。
4. 子どもを取り巻く環境に関心を持ち、地域の発展に貢献しようと努力できる人。
5. 理想の保育者を目指し、真摯な姿勢で学び続けることができる人。

専攻科(保育専攻)

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

1.【 知識・専門技術・理解 】
 豊かで幅広い教養を身に付けている。保育に関する専門的知識・技術を修得し、子どもを取り巻く環境を社会認識によってとらえ正しく理解している。
2.【 汎用的技能 】
 保育の様々な場面で問題を多角的かつ根源的に理解・分析し、解決していく力を身につけている。
3.【 態度・志向性 】
 地域の発展・向上に寄与する使命感を持ち、協働の意識とマナーを身につけ、保育の現場を支えることができる。
4.【 総合的な学習経験と創造的思考力 】
 体系的な学習と現場での経験を保育実践力として総合し、保育の様々な課題を探究し続ける思考を持っている。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

1. 保育現場において活用する語学とPC操作の科目を配置する。保育職の意義、保育の基礎理論、幼児の理解および幼児の活動を支援する方法に関する科目を配置する。
2. 保育実践力を培うための科目を配置する。
3. 幼児を取り巻く社会状況の認識や精神文化についての科目を配置する。
4. 課題探求と総合的保育力を向上させるための科目を配置する。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

1. 幼稚園教諭二種免許状取得に係る課程を幅広く修得している人。
2. 保育職業人としての、知識や技能、思考力、判断力、表現力の伸長に努めている人。
3. 保育職の社会的役割の重要性を認識し、温かい人間関係を築くことができる人。
4. 保育の課題について自ら考え、学び続けることができる人。

2019年度以前の3ポリシー

「卒業認定・学位授与の方針」「教育課程編成・実施の方針」「入学者受入れの方針」

食物科(栄養士コース・製菓コース)3ポリシー(PDF)

保育学科(保育専攻・介護福祉専攻)3ポリシー(PDF)

国際コミュニケーション学科3ポリシー(PDF)

専攻科(保育専攻)3ポリシー(PDF)

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