令和7年度 波佐見町連携事業「子育て・親育ち講座」の1回目が開催されました
2025年8月28日
令和7年8月9日(土)、波佐見町の子ども家庭センター「よりそっと」にて、本学保育学科の中尾教授による子育て支援講座を開催しました。
この講座は、本学が持つ保育・幼児教育の専門知識を地域の子育て支援に役立てていただくことを目指すものです。当日は波佐見町内から多くの親子にご参加いただき、会場は温かい熱気に包まれました。当日の講座の様子をご紹介します。
第1部:講義「子どもの運動発達と体を動かす遊びについて」
はじめに、保護者の皆様へ向けて、お子さんの成長に欠かせない「運動」と「遊び」をテーマにした講義を行いました。
<講義のポイント>
* 子どもの運動能力が伸びる時期とその特徴
* 心と体の発達と「運動」の深い関係
* 毎日の「遊び」がもっと豊かになるヒント
* 幼児期の体験が、将来の健康な体づくりにつながる理由
* 親子ふれあい体操で自然に身につく4つのスキル
特に、子どもの神経系の発達が著しい幼児期に、遊びを通して様々な動きを経験することの重要性について、中尾教授が分かりやすく解説しました。この時期の多様な経験が、将来のお子さんの可能性を広げ、生涯にわたる健康の土台となるというお話に、参加された皆様は深く頷きながら、熱心にメモを取られていました。
第2部:実践活動「親子で一緒に運動遊び!」
講義の後は、隣接する子育て支援センター「きしゃぽっぽ」へ移動し、親子で体を動かす実践活動の時間です。
第1部で学んだ「親子ふれあい体操」からスタート。最初は少し緊張気味だったお子さんも、お父さん・お母さんと触れ合ううちに、すぐに素敵な笑顔を見せてくれました。
後半はボールや風船なども使い、会場は子どもたちの元気な声と笑顔でいっぱいに。講義で学んだ内容を、親子で楽しみながら体感できる温かいひとときとなりました。
本学ではこれからも波佐見町をはじめとする地域社会と連携し、専門性を生かして子育てを応援する活動に積極的に取組んでまいります。
大好評だったこの講座は、今後も開催を予定しております。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
【今後の開催予定】
第2回:令和7年9月9日(火)
第3回:令和7年10月10日(金)