保育学科では、秋に地域の子どもたちとの交流の場として『幼児のための音楽と動きの夕べ』と題した発表会を開催しています。本学科にはマーチング部・オペレッタ部・ダンス部の3つの保育系部活動があり、この発表会に向けて練習を重ねています。この発表会に向けて学生が、幼児のための音楽と動きとは何かを考え、一つの作品を創り上げていきます。その中で、仲間と同じ目標に向かって頑張ることの素晴らしさや、保育者に必要なコミュニケーション能力や感性を磨いていきます。発表会では会場が一つになって盛り上がり、学生だけでなく参加する子どもたちも音楽に触れることの喜びや体を動かすことの楽しさを共に感じてくれています。 |
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子どもたちは周囲の環境からさまざまな物事を学んでいきます。特に子どものすぐそばにいる保育者の影響力は多大なものです。保育者が国際理解の知識やグローバルな視点を持つことで、子どもたちの感性を国際性豊かに伸ばすことができると考えます。そして、将来ますます国際化の進む社会に生きる子どもたちにとって、これは大切な資質となるでしょう。本学保育学科では、こうした国際交流を支える様々なカリキュラムと卒業後のサポートシステムを用意しています。 |
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■英語コミュニケーションの授業 |
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高い英語力とコミュニケーション力を目指す学生に対して、ネイティブスピーカーの教員による少人数の英語コミュニケーションの授業を行っています。この授業では、英語圏の幼児と自由に会話ができるレベルに英語力を高めることを授業目標にしています。 |
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■米軍基地内チャイルドケアセンターでの実習 |
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英語コミュニケーションの授業を受講している学生の中から、英会話の口頭試問に合格した学生は、米軍基地内チャイルドケアーセンターでの1週間の任意実習に参加できることになります。平成18年度は2月・3月に、計6名の学生がこの実習を体験することができました。 |
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■海外短期研修 |
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1年次の春季休暇中に、アメリカの幼稚園や小学校さらに老人福祉施設の見学とディズニーランドなどのアミューズメントパークの観光をする海外短期研修を行っています。約16日間のアメリカ滞在中は小さな子どもたちがいる家庭にホームステイをすることによって、家庭の中での親子関係や子どもたちの遊びを学ぶことができます。 |
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■「児童文化」でのチャイルドケアセンター訪問 |
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2年次の選択科目「児童文化」の中で、米軍基地内チャイルドケアセンターを訪問し、事前に計画した日本の遊びを子どもたちに教えたり、一緒に遊ぶというカリキュラムを行っています。
凧あげや、かるた、おりがみなど、日本の文化に触れながら、子どもたちと一緒に遊びます。アメリカ人の子どもたちは日本の珍しい遊びに大変興味を示してくれます。 |
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■卒業後の留学サポート |
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本学ではアメリカ、イギリス、オーストラリアなどに姉妹カレッジがあり、学内の留学試験に合格した学生には渡航費または授業料の補助金を支給しています。保育学科の卒業生も留学サポートシステムを利用してイギリスやオーストラリアの大学で学んでいます。 |
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■卒業後の就職サポート |
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米軍基地内チャイルドケアセンター勤務 M.Tさん
私は、長崎短期大学の保育学科を卒業して、米軍基地の保育施設に就職しました。1年生の時に、任意実習ができることを知り、夏・冬・春休みに実習を行い、就職することができました。就職してからは、文化や子育てに関する価値観の違い、保育士の役割などいろいろな面でカルチャーショックを受けました。しかしこどもはこども!こどもはどこにいっても同じでした。今、私は4〜5歳児の担当です。彼らと一緒に私も毎日笑い・泣き・叫び・遊び・喜びたくさんのことを一緒に共有し、一緒に成長しています。 |
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