取組の特徴
茶道文化少人数編成教育学生とのコミュニケーション持続性のある地域貢献
多様な評価体制大学教育入門
持続性のある地域貢献
 地域で茶道に親しむ人々との繋がりは深く、学外講師としての招聘や、短大主催の茶道の催しへの招待などを数多く実施しながら、交流を推進し、地域文化の継承と発展に努めています。佐世保市内の商業施設で毎年1回開催している大規模な茶会(茶道大会)は、今年度で30回を数えます。約1,500名の来場者を迎えるこの催しは、佐世保市の年末の風物詩であり、毎年楽しみにしてくれる多くのお客様で賑わい,評価も定着しています。
 この大会では、表舞台に立つ学生・裏方で大会を支える学生、一人一人が必ず何らかの役割を担い、教員と共に大会運営に参加します。大会当日の緊張を経た終了後の達成感は、短大生活のよい思い出となっています。また一つのことをやり遂げたという自信は、その後の学生生活や職業活動においてもよい影響を及ぼしているようです。
 また、毎年、姉妹校である釜山女子大学から茶道部員を招待し、日本茶席と並立して韓国式茶席を設けています。釜山女子大学は韓国茶道を正科目に取り入れている二年制の大学です。日本茶道とは異なる韓国の茶道とのデュエット披露は、目新しさも手伝い、大会に訪れる地域の人々に大変喜ばれています。この期間、韓国の学生は、本学の学生宅にホームスティして交流を深めます。茶道を通じた国際交流がこの大会の中で活発に行われています。