取組の概要
申請区分  短期大学士課程
細区分  教育方法の工夫改善を主とする取組
取組名称  地域文化継承を核にした現代教養教育の展開
取組開始時期  昭和51年
取組学部等  短期大学全体
取組の概要
 本取組は、「日本人の誇るべき徳性と品格を身につける教育をおこなう」という建学の精神に基き、全学2年間必修の基礎教養科目『茶道文化』に全学の専任教職員がATとして関わる『少人数編成』の「点前」実技指導を中心とし、『学生とのコミュニケーション』を密にした授業を展開する教育方法です。加えて、地域文化を取り込んだ短大の教養教育方法論の一事例でもあります。成果として、地方独自の文化継承による『持続性のある地域貢献』と、日本の伝統文化を基調とした国際交流を産み出しています。
 この教育方法は30年の伝統を持ち、取組の運営組織は十分に整備され定着していますが、半面、マンネリと硬直化の危険性があります。この防止・改善のために、教育の成果に対する『多様な評価体制』の確立に取り組んでいます。本取組で確立した教育方法を、教養教育改善に向けた全学的取組みへ発展させることで、茶道教育に特化しない特色ある教養教育のあり方を模索しています。
地域文化継承を核にした現代的教養教育の展開