去る12月9日に開催いたしました、本学第31回茶道大会に際しては、公私ご多忙にも関わりませず多数のご臨席をいただき、まことにありがとうございました。
 今回は31回目にして初めて長崎短期大学、韓国の釜山女子大学、中国の廈門大学嘉庚学院の3カ国の茶席を設けることが出来ました。当日は3カ国間の学生同士が良い茶席にしようと士気を高めあい、気持ちを込めたお点前を披露することができました。お蔭様をもちまして盛況に茶道大会が終了することができましたことをご報告し、心より感謝申し上げます。
 学生自身も緊張する場面において表舞台に立った亭主・半東の学生、裏方で接待や水屋等で支えた学生それぞれが役割を勤める中で、「人をもてなすこと」の大切さ、濃茶席に掲げた軸「璧潤」の意義など多くのことを学ぶことができたと思います。茶道大会をきっかけに学生達が次世代のリーダーとして成長するよう、多くの刺激を与え、地域の担い手として活躍してくれるよう、これからも努力して参ります。
 最後に佐世保市市長や鎮信流御宗家を始め、本年度ご来場いただいた全ての方に重ねて厚く御礼申し上げると共に、今後ともご指導ご支援のほどよろしくお願いいたします。次年度以降の茶道大会へのご参加も心からお待ち申し上げます。

平成19年12月吉日
学長 安部 恵美子


以下は、第31回茶道大会の案内ページです。平成20年度の第32回茶道大会の情報掲載まで、参考のため公開いたします。
  




茶道大会への御案内

 平成十九年度も、残すところあとわずかになりました。
 佐世保の年末の風物詩となりました、本学茶道大会は、三十一回目を迎えます。
 創立者安部芳雄氏がはじめた茶道鎮信流による教育は、地域の方々に支えられ学生と職員の手によって、三十年の歴史を紡いで参りました。
 昨年、短期大学の優れた教養教育の事例として文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択の栄を受けたことは、地域の方々の変わらぬご支援の賜物であり、心よりお礼を申し上げる次第です。
 本年は、この特色GP採択後の教育成果のお披露目として、これまで十余年間交流を重ねた釜山女子大学による韓国茶席に加え、さらに、茶道を通した国際交流の輪を広げるため、中国廈門大学嘉庚学院の教員と学生による中国茶芸の場を設けました。
 歴史を受け継ぎ、新たな試みに取り組む、今年の茶道大会を是非ご高覧いただきたく、ここにご案内申し上げます。
日時 平成十九年十二月九日(日) 午前十時三十分〜午後四時
場所 濃茶席 佐世保玉屋 <八階文化ホール>
※ 受付・待合は七階です。
※ 整理券と引き換えてお待ちください。
点心席 佐世保玉屋 <七階文化ホール>
※ お食事と中国廈門大学嘉庚学院による
   茶芸をお楽しみください。
立礼席 富士国際ホテル 一階
韓国茶席 富士国際ホテル 二階
※ 釜山女子大学を招いて


長崎短期大学茶道教育の概要

 私たち長崎短期大学の学生・教職員が共に学ぶ茶道鎮信流は第29代平戸藩主 松浦鎮信公により確立されました。武家茶(大名茶)と定義されるその流儀は鎮信公の教え『強くして美しきをもって、良しとす。』に代表されます。
 時を超えて、地域で継承されたその文化と精神は、本学の母体となる九州文化学園の創立者 安部芳雄氏により、本学園の教育理念とされ今に引き継がれております。安部芳雄氏が理想として掲げた『強くして美しきをもって、良しとす。』の教えは、本学園の教育に活かされ、その具現化とも言える茶道大会は今年で31回を数えます。
 昨年度は文部科学省の特色ある教育支援プロラム(特色GP)に本学の30余年にわたる茶道教育『地域文化継承を核にした現代教養教育の展開』が、継続性がありかつ優れた実績を挙げている教育事例として採択されるに至りました。
 これは、地域社会や国際社会との多彩な交流事業をツールとし、現代社会を生き抜く若者に必要不可欠な教養教育を行うことへの評価であると認識しております。現代日本の社会構造は、今まさに大きな転換期に差しかかっています。その転換期にこそ、鎮信公の教え『強くして美しきをもって、良しとす。』が活かされることを私たちは確信し、本年も掲載した写真にあるような茶道教育を基軸とした教養教育を展開して参りました。
 これから21世紀の地域社会の担い手となる若者たちに未来を託し、その発展を祈りつつ作り上げる第31回 長崎短期大学茶道大会。平戸にゆかりがある鄭成功が活躍の拠点とした廈門市からのお客様をお迎えできることもまた大きな励みとなっています。
 どうぞ叱咤激励の御心で、多くの方々のご臨席を賜りますようお願い申しあげます。

佐世保市の姉妹都市厦門市にある姉妹大学厦門大学嘉庚学院を訪問し、茶道を通した文化交流を行いました。 韓国の姉妹大学であり、韓国でも指折りの茶道研究機関、釜山女子大学の学園祭で日本の茶道を披露。 オーストラリアでの交流風景。海外研修や短期留学などの際にも必ず茶道を披露しております。
第22回学園祭「白蝶祭」では附属九州文化学園高等学校の茶道部員と合同で短大茶室「不文軒」にてお茶会を行いました。 今年度4回開催されたオープンキャンパスでは、ほとんどが茶道は初めてという高校生やそのご家族が茶を点て、茶道文化を体験しました。 鎮信流ゆかりの地である平戸を訪ね、松浦資料博物館や閑雲亭などを見学しました。中国の英雄 鄭成功が平戸で誕生したことを知り、厦門市出身の留学生も大喜びしました。
・当日は各会場とも駐車場がありませんのでご了承ください。
・高校生以下は学生証で茶席は無料となっておりますのでご家族でお越しください。
・当日券も受付にてご用意いたしております。
・お誘い合わせの上、お気軽にお越しくださいませ。
長 崎 短 期 大 学
学長 安部 恵美子